2022 May.04 #LIFESTYLE
持続可能な“循環型ファッション”を目指し、サステナブルな取り組みへの貢献もAnotherADdressの使命のひとつ。
この春オープン1周年を迎えたAnotherADdressでは、東京藝術大学、三菱ケミカルと連携し、 “森を纏い、森を育む”サステナブルプログラムをスタート。人と地球に優しい繊維「トリアセテート」を使用した対象商品を期間中にレンタルいただくと、2014年より植樹活動を推進している東京藝術大学「藝大ヘッジ(Geidai Hedge)」への寄付につながるキャンペーンを実施しています。
>>対象商品はこちらから
今回は、キャンペーンの寄付先である東京藝術大学「藝大 ヘッジ」についてご紹介しましょう。
日本で唯一の国立総合芸術大学として、これまで数多くの傑出した芸術家や教育者、研究者を輩出してきた東京藝術大学。その歴史あるキャンパスには、古くから大切にされてきた森があり、「奥の細道」の愛称で親しまれてきました。
しかし2014年の記録的な積雪によって多くの枝木が折れてしまい、これをきっかけとして、「奥の細道」を保存林として再生させる「藝大の森」プロジェクトがスタート。その取り組みが発展してキャンパスを生け垣で囲む「藝大ヘッジ」のアイデアが生まれました。
2016年秋にスタートした「藝大ヘッジ」プロジェクトでは、大学を取り囲む老朽化した塀や柵に武蔵野在来の植生の苗木を植え、四季の表情豊かな、緑あふれる境界へと置き換える取り組みを行なっています。
これまで、学生や教職員だけでなく、OB/OG、近隣に住む一般参加者など多くの人が「藝大ヘッジ」の取り組みに参加。小さな苗木を植え付けることから始まり、数年かけて多様な表情を見せる生垣へと育てられてきました。
「藝大ヘッジ」の生垣に使われている苗木は、武蔵野由来のアオキ、クロマツや、ヤマブキ、モミジなど、常緑樹と落葉樹を合わせて40種以上。若い苗木を密に植え、手入れをしながら成長を待ちます。
キャンパスのある上野は、もともと自然豊かな武蔵野台地の端に位置する場所。「藝大の森」プロジェクトは、古くから武蔵野台地に生息していた日本の多様な植生を回復し、かつての武蔵野の風景の再生を目指しています。また上野といえば、不忍池もある広大な公園『上野恩賜公園』での散歩や、博物館・美術館巡りを楽しめるスポット。そんな上野周辺の散策には、藝大キャンパス内に位置する、陳列館や藝大アートプラザなどもおすすめです。
※コロナ感染症対策により、学内への一般の方の入場は制限される場合があります。
2018年にリニューアルオープンした、ギャラリーショップ「藝大アートプラザ」には、藝大の学生、教職員、卒業生の作品が並んでいます。
作品以外にも、アート本を中心とする書籍や、藝大らしい意匠が凝らされたオリジナルのミュージアムグッズもラインナップ。感性を刺激する素敵な出合いがあるはずです。
他にも歴史を感じるスポットが数々。
「藝大ヘッジ」による生垣をはじめ、豊かな自然の中で感性を育む東京藝術大学。
実施中の“森を纏い、森を育む”プログラムをはじめ、AnotherADdressでは、ファッションを楽しむことで実現できるサステナブルな取り組みを、今後もみなさまの元へお届けします。
Information
2022年3月1日(火)〜5月31日(火)の期間中、FOCUSでご紹介の対象のトリアセテート商品をレンタルいただくと、1着につき200円、本来の森の姿を維持するために2014年より植樹活動を推進している東京藝術大学の「藝大ヘッジ」を含む「藝大の森」プロジェクトへ期間終了後、寄付いたします。
トリアセテートを使った商品は「FOCUS」にて、多数ご紹介中です。
>>対象アイテムはこちらからチェック
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