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"プロ直伝の洗濯術"で夏のファッションを自由に楽しむ

2021 August.31 #LIFESTYLE

 

FOCUS_SUMMER

一年の中で汗や汚れが最も気になるサマーシーズン。夏のファッションサブスクリプションをもっと自由に快適に楽しむために、クリーニングのプロ集団”洗濯ブラザーズ”直伝のお洋服にも環境にも優しい手洗い方法をお伝えします。お気に入りのワードローブを長くキレイに愛用しましょう。

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正しいお洗濯、できていますか?

AnotherADdressでは期間限定で一部アイテムの手洗いが可能に。汗や汚れが気になる夏こそ自宅での手洗いにチャレンジしてみましょう。正しく扱えばお洋服が長持ちする「ウェアのアンチエイジング」にも繋がります。

 

STEP1 洗濯物の素材や飾りをチェック

まずは「家で洗えるもの」と「洗えないもの」を素材で見分けましょう。レーヨンやキュプラ、アセテートなど、水に弱い素材でなければ自宅で手洗いが可能です。光沢やシワ加工がされたデザインは洗いにくいのでプロに任せるのがおすすめ。

素材を確認したらデザインや飾りをチェックしていきましょう。AnotherADdressのアイテムには繊細なレースやレザーが使われていることも多いので注意が必要です。またボタンなどに使われている飾りも確認しましょう。

取り外しが可能なものは取り外し、傷がつきやすい飾りボタンなどはアルミホイルで包むのもおすすめです。

 

STEP2 プレウォッシュで汚れが気になる部分をケア

本洗いの10分〜15分前にプレウォッシュ(予洗い)をすることで繊維の奥にこびりついた汚れを浮かしておきましょう。襟元や袖元、脇など汚れが気になる部分にプレウォッシュ液を吹き付けてブラシでポンポンと叩いて浸透させていきます。

[Point]プレウォッシュ液の作り方は簡単。弱アルカリ性液体洗剤を空のスプレー容器に入れて同量の水道水で溶かしておきます。混ぜ合わせたプレウォッシュは1週間ほどで使い切るようにしてください。

STEP3 いよいよ本洗い!

自宅での手洗いはハードルが高いイメージですが、ウォッシュタブのぬるま湯に沈めて持ち上げるという作業を数回繰り返すのみ。まずは本洗いの下準備としてウォッシュタブにぬるま湯(約30℃)を入れ、洗剤を入れます。適量の洗剤(10ℓの水に対し、洗剤5~10cc)をよく溶かし白濁するまでしっかりと混ぜ合わせましょう。

STEP4 必ずパッチテストをしましょう

色落ちしないかお洋服の目立たないところで必ず<パッチテスト>をしてください。すぐに水に色が移るようなら自宅での手洗いはNG。洗わずクリーニングに出しましょう。

STEP5 浸けて持ち上げる”じゃぶじゃぶ洗い”

ここからが本洗いです。軽く畳んだお洋服をぬるま湯に「浸す→持ち上げる」を繰り返してじゃぶじゃぶ洗いをしていきましょう。これを2〜3分行います。

お洋服をごしごし擦るのは絶対にNG。ぬるま湯に浸けて持ち上げるだけなのでテクニックも不要です。

 

STEP6 洗濯ネットを正しく使う

桶の上で軽く水を切ったら洗濯ネットに入れていきます。このとき雑巾のように絞るのはNG! 手で包み込みやさしく握るような"おにぎり絞り"で水を切ります。あくまで絞るのは洗濯機の脱水モードに任せましょう。

洗濯ネットにお洋服を入れるときは裏返しにします。シャツやパンツは折り畳んで入れましょう。

[Point]洗濯ネットの中で繊維がこすれては意味がありません。ネットの中でお洋服が動かないよう余ったネット部分を結びます。

STEP7 脱水で汚れをはがれ落とす

脱水はお洋服に含んだ水を絞るだけでなく汚れを落とすための大切な工程。シャツなら1分ほど洗濯機で脱水します。脱水時間を短くすることで生地の傷みを防ぐことができます。

[Point]衣類が少なくて洗濯機にエラー表示が出てしまう場合は乾いたバスタオルを一緒に入れましょう。

 STEP8 ネットに入れたまま、すすぎ洗いを

脱水が終わったら新しい水で3分ほどすすぎ洗いをします。洗うときと同じ要領で水をくぐらせていきます。

その後もう一度洗濯機で1分脱水をします。

STEP9 再度脱水後、干す

コートやスーツ、シャツの場合は水滴が落ちない程度に水気を残してハンガーで干します。外に干すと紫外線で色が褪せてしまったり生地の傷みに繋がるので部屋干しがおすすめ。できるだけ空気が乾燥している高い位置で干しましょう。

[Point]干す時のポイントはハンガーにかけたら脇や襟、裾など"縫い目"をのばすこと。服の縫い目を整えることで服の立体感をキープしたまま干すことができます。

 

>>今回使用した洗剤はこちら

LIVRER YOKOHAMA ランドリーディタージェント ビーチ<デイリー衣類用> 600ml/¥2,640

デイリー衣類用(綿、麻、合成繊維)のベーシックな洗濯洗剤。ナチュラル処方でありながらしっかりと汚れを落とし洋服の風合いをキープ。

 

>>今回手洗いしたシャツはこちら

<OCHER.>コットンツイルクレリックシャツ

綿100%のノーカラーシャツ。長めのシルエットでパンツはもちろんロング丈のスカートとも好相性。パールのカフスボタンでモードな遊び心をプラス。

 

【応用編①】ニットの洗い方

縮みやすくデリケートなニットアイテムの洗い方のポイントをご紹介します。

まずは原型サイズをきちんと把握しておきましょう。ニットは洗濯すると縮みますが2cmほどの伸び縮みであれば蒸気をあてることで元のサイズに戻ります。

ジャケットのボタンを留めシャツと同様に畳んでから本洗いをしていきます。

ニットなど厚手のアイテムの脱水は2〜3分が目安。すすぎ後、洗濯機で脱水をして必ず元の状態に形成してから型くずれしないように平干しをします。

ニットなどデリケートな衣類は市販の平干し用のハンガーがおすすめですが、ハンガーを2,3本使って重さを分散して干してもOKです。

 

>>今回手洗いしたニットジャケットはこちら

<Lauren Ralph Lauren>ストレッチメタルボタンジャケット 

端正な印象ながらしなやかに体にフィットする着心地も実現した厚手のコットンジャケット。

 

>>今回使用した洗剤はこちら

LIVRER YOKOHAMA ランドリーディタージェント シルク&ウール 600ml/¥4,400

シルクやウール、カシミヤ、アンゴラなどのデリケート衣類用洗剤。衣類の色移りや縮みを防ぎ生地に柔らかさを与えます。


 

【応用編②】プリーツスカートの洗い方

スカートやドレスなどいくつかの素材が使われている場合、洗剤は一番弱い繊維に合わせましょう。

プリーツが広がるのを防ぐためスカートの裾を縛ってから洗いましょう。いかに変形させずに洗えるかがポイントです。

日々の洗濯に意識を向けることで大切なお洋服がもっとキレイに長持ちします。正しいホームクリーニングをマスターして夏のファッションを心地よく快適に楽しみましょう。

 

>>今回手洗いしたスカートはこちら

<Bilitis dix-sept ans>チュールレイヤードロングスカート

透け感のあるチュールが歩くたび揺れるロングスカート。ふんわりとボリュームのあるシルエットでドラマティックな存在感を放つ。

 

 

>>ご紹介した洗剤は公式オンラインショップから購入いただくことができます

LIVRER STORE ※外部サイトへリンクします

 

>>ウォッシャブル特集(手洗い可)対象アイテムはこちらからチェック

 

 

手洗い方法を伝授してくれたのは…

洗濯ブラザーズ 茂木康之さん

洗濯のプロ集団「洗濯ブラザーズ」の次男で、株式会社バレル代表取締役。テキスタイル会社で働いたのち、独立。クリーニング店「リブレ」を運営し、兄とともに服と環境に優しいリブレ洗剤を開発。

 

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