衣道vol.02 内面の"好き"を大切にすると、ファッションはもっと心地よくなる

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2025.05.01
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JFNISTA(ジェイエフ二スタ)による「衣道(ころもどう)」という考え方をもとに、本当に似合う服を選べる「JFメソッド」を15回にわたって毎週お届けする連載企画。

 

第1回目では、JFNISTAやJFメソッドの概要についてご紹介しました。第2回となる今回は、「外見的魅力」と「内面的魅力」がどのように融合し、“わたしらしさ”として花開いていくのかを掘り下げていきます。

 

自分軸を大切にしながら内なる魅力を装いで表現していく方法を、一緒に見つけていきましょう。

外見を磨くだけでは、どこか満たされない

「似合うと言われた服を着ているのに、なんだかしっくりこない」
「雑誌やSNSを参考にしてみたけれど、自分らしく感じられない」


そんな風に感じたことはありませんか?


外見の魅力は大切ですが、この違和感は外見を整えることだけに意識が向きすぎて「本来の自分」とのバランスが崩れてしまっているサインです。格やパーソナルカラーを知ることで、自分の見た目に自信が持てるようになる人も多くいます。

 

しかし、どんなにスタイル良く見えるコーディネートでも、心が「これ、なんだか違う」と感じていたら、どこかぎこちなく映ってしまうもの。美しさとは、見た目だけで成り立つものではないのです。

内面の"好き"を装いにのせる

JFメソッドでは、「一歩先の在りたい自分」という視点をとても大切にしています。それは、“今の自分”に寄り添いながらも、少し未来の自分にワクワクし、心地よくステップを踏んでいく感覚です。

 

その一歩を導くのが、あなたの内面にある「好き」や「こう在りたい」という想い。その声を丁寧にすくい上げて、ファッションという“形”にしていくと、装いに深みと自信が生まれます。

 

例えば、静かで落ち着いた自分を大切にしたい人なら、以下のような柔らかい素材やニュアンスカラーがぴったりかもしれません。

 

また、自由な感性や遊び心を表現したい人には、少し大胆な柄やシルエットがしっくりくるかもしれません。

 

これらは“外見”に見えて、じつは“内面”が反映されたもの。そう考えると、装いはあなたそのものを語る言葉のようです。

「わたしらしさ」は内と外が響き合うときに輝きだす

自分の気持ちにぴったり寄り添う服を着たとき、鏡に映る自分を見て、「なんだか今日の私、いい!」とときめいたり、思わず笑顔がこぼれたりしたことはありませんか?


それは、内面と外見が響き合い、“わたしらしさ”が装いに現れた瞬間です。自分らしいファッションは、他人にどう見られるかよりも、自分自身が心地よく過ごせるかどうかが鍵。

 

そして不思議なことに、そういうときほど、周りの人からも「今日、なんだか素敵だね」と言われたりするものです。他人の目に映るあなたの魅力も、じつは“あなたが自分をどう扱っているか”によって育まれていくのです。

あなたの“響き合う魅力”をこれから一緒に咲かせていきましょう

ファッションは、内面と外見のどちらか一方ではなく、両方のバランスがとても大切。そのどちらも大切にしながら、自分の魅力を少しずつ花開かせていくのが、JFメソッドの考え方です。


次回の第3回目のお稽古では、自分の内面の「心の声を聴く」具体的な方法をお届けします。コンプレックスが実は魅力のカギになる、そんな気づきもあるかもしれません。どうぞお楽しみに。
 

■衣道ホームページURL:

https://jfnista200.wixsite.com/mysite

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■JFNISTAとは?

日本で唯一「衣道」そして「JFメソッド」を伝える女性7人組

 

■JFメソッドとは?

毎日の装いが心を整え、人生に彩りを与える「衣道(ころもどう)」という考え方をもとに、本当に似合う服を選べるようになるメソッド