スタイリングの自由度を広げる、新しい選択肢 — リワードローブ×AnotherADdress.biz導入事例

“より多くの人にスタイリングの楽しさを知ってもらいたい”

——スタイリングを軸にさまざまなサービスを展開されているリワードローブさん。本日はどうぞよろしくお願いいたします。はじめに、御社が提供されているサービスについて教えていただけますか？

川村さん：「スタイリングをもっと多くの人に伝えたい」という思いで、個人のお客様向けにSNSでの情報発信や、オンラインサロンの運営などをやっています。

サービスの一つに、「その人らしさを表現するプロフィール写真撮影」があります。撮影前のプロセスを大切にしていて、お客さまが大切にしている価値観や、これからどんな自分になりたいのかを事前に丁寧にヒアリングし、その想いをもとにディレクター、スタイリスト、ヘアメイク、カメラマンが連携。最終的に、その方らしさが表れるプロフィール写真として形にしています。

また、「大人のスタイリングカレッジ」というオンラインサロンの運営も、弊社にとって重要な取り組みのひとつです。ここでは、スタイリングを学びたい方やファッションに関心のある方に向けて、月2回のレクチャー動画で、スタイリングの基礎から日々の装いをもっと楽しむヒントまでを発信しています。

今回ご紹介した内容以外にもさまざまなサービスを展開していますが、根底にあるのは“より多くの人にスタイリングの楽しさを知ってもらいたい”という想いです。

南部さん：「スタイリング」と聞くと、雑誌やテレビの撮影現場など、華やかなメディアの世界を思い浮かべる方が多いかもしれません。実際、川村もメディア業界で活躍していたスタイリストです。

でも、“服を着る”という意味では、スタイリングの技術や知識は本来すべての人に役立つものなんですよね。ただ、一般の方にはスタイリングを学んだり、楽しんだりする機会がほとんどない。だからこそ、私たちは撮影会やオンラインサロンなど、さまざまな場を通してスタイリングの魅力を届ける活動をしています。

——スタイリングの楽しさや価値を、より多くの人に届けたいという想いが活動の軸になっているんですね。では、その取り組みの一環として「AnotherADdress.biz」を導入されたきっかけは何でしょう？

川村さん：実は、もともと私自身がAnotherADdressのファンで、かなりのヘビーユーザーだったんです。スタイリストという仕事柄、もちろん服が大好きなのですが、そんな私でもいざ購入するとなると、自然と着回しやすいものや長く愛用できるベーシックなアイテムに目が向きます。

でも、レンタルなら少しインパクトのあるデザインや、普段は手に取らないようなアイテムにも気軽に挑戦できる。そこに大きな魅力を感じていました。

最初は私服として楽しんでいましたが、次第にリワードローブのSNSにアップする動画撮影など、仕事でもAnotherADdressでレンタルした服を活用するようになっていきました。そうして日常的に使う中で、法人向けの新サービスがスタートすると聞き、これはぜひ導入したいと思ったんです。

「AnotherADdress.biz」なら思い切った提案もできる

——実際にこれから活用されていくと思いますが、どのようなサービスで使われる予定ですか？

川村さん：プロフィール写真撮影のサービスで活用していく予定です。これまでは、提案した衣装をお客様自身が購入し、撮影時に使用していました。

でも、購入が前提だと、「せっかくなら今後も使えるものがいいですよね」という気持ちもあって、お客さまの魅力を引き出しつつ、できるだけ汎用性の高いアイテムを選ぶことが多かったんです。ですが、「AnotherADdress.biz」であればレンタルなので、思い切ったデザインや少し冒険したスタイリングも気軽に提案できるようになると思います。

さらに、季節に左右されず、さまざまな素材や色味の服をレンタルできるのも魅力です。会社など公の場で使うプロフィール写真は、できるだけ季節感を感じさせない仕上がりが求められますが、真夏や真冬に撮影を行う際は、市場にはその時期の服しか並んでいないため、スタイリングの提案が難しいこともありました。

その点、「AnotherADdress.biz」なら、年間を通して幅広いスタイリングをご提案できるので、とても心強いですね。

——お客さまにはどのようなメリットがありそうでしょうか？

川村さん：現在は、購入していただいた服を撮影現場まで持参してもらうスタイルですが、「AnotherADdress.biz」なら使う服を撮影現場に直接届けてもらえるので、特に遠方から参加されるお客さまにとって、とても便利だと思います。

加えて、普段はなかなか手が届かないブランドの服や、着るだけで気分が上がるような特別なデザインにも挑戦できること。その体験そのものがお客さまにとって大きなメリットなのではないでしょうか？

しかも、気分が上がる服を着ると、自然と表情も柔らかくなって、自信のある雰囲気が出るんですよね。結果的に、写真の仕上がりもより素敵になると思うので、撮影自体の満足感も高まると期待しています。

南部さん：そうですね。私自身、どちらかというと服はずっと苦手で、おしゃれにもあまり自信がなかったんです。でも、リワードローブの仕事を通じて川村にスタイリングしてもらうことで、「こんな服、自分が着られると思わなかった！」と何度も思いました。

“私なんかが、こんなブランドの服なんて……”って思っていたものを実際に着てみると、ただ見た目が素敵になるだけじゃなくて、ちょっと自信になったり、「もっとファッションを楽しんでみようかな」って気持ちになったりするんです。

そういうふうに、1回の体験で終わるのではなく、その先の気持ちや行動にも変化が生まれる。ファッションって、そうやって世界が広がるきっかけになるんだなと感じましたし、お客さまにも同じように喜んでもらいたいですね。

スタイリストにとっても心強いサービス

——では、雑誌や広告などメディア向けのスタイリストとしてお仕事される際は、「AnotherADdress.biz」を導入することで、どのようなメリットがありそうでしょうか？

川村さん：一番のメリットは、衣装の手配にかかる時間や移動の負担を大幅に減らせることだと思います。

メディア向けのスタイリングの場合、ブランドのプレスルームやリース会社にアポイントを取って、現地まで足を運んで衣装を手配するのが一般的です。1日に何件も回るとなると、移動の合間にどうしても中途半端な空き時間ができてしまったり、荷物の量を考えて別日に回さざるを得なかったり……。場合によってはスケジュールが組めず、撮影の仕事をお断りせざるを得ないこともありました。

その点、「AnotherADdress.biz」なら早朝でも夜中でも、自分のタイミングでオーダーができ、荷物も自宅に届けてもらえます。物理的な制約が減れば、これまで以上に柔軟に動けるようになるので、スタイリストにとっては非常に心強いサービスだと感じています。

——負担が減るだけでなく、自由度が広がることで提案の幅も広がりそうですね。では最後に、今後「AnotherADdress.biz」を活用してチャレンジしてみたいことがあれば教えてください。

川村：「AnotherADdress.biz」を活用して、「着たことない服を着て素敵な自分になる」という新しいファッション体験を提供したいと考えています。

第一弾として、オンラインサロンのメンバー限定のパーティーを企画しています。年末に全国のメンバーが集まるのですが、「ご褒美」をテーマに、今年の自分にふさわしい装いで集まります。服をテーマにしたオンラインサロンだからこそ、皆さんには思い切りおしゃれを楽しんで参加してほしいと思っています。

事前に「AnotherADdress.biz」で私がメンバーお一人おひとりに合わせて服を選ぶ予定です。そして当日は、会場でそのレンタルした服に着替えていただき、華やかな装いでパーティーを楽しんでもらえたら、と思っています。いつもとは違う特別な服を通じて、新しい自分に出会えるような、そんな体験を皆さんと一緒に共有できたら嬉しいですね。

公式サイト：

https://www.rewardrobe.jp/corporate/ (外部サイトに遷移します)