レディースバイヤーと一緒に秋支度!晩夏から秋ファッションを楽しむ秘訣は?

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2025.08.27
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暑さが残る晩夏は、「まだ夏服だけど、気分はそろそろ秋へ」という揺らぎの季節。とはいえニットやブーツには早すぎて、何を着ればいいか迷ってしまう人も多いのでは?

 

そんな時こそ、色や素材、アイテムの選び方を工夫して“秋らしいムード”を先取りするのが正解です。今回はアナザーアドレスのレディースバイヤーが、夏の終わりから上手に秋ファッションにシフトする着こなしのコツを紹介します。

晩夏に秋ムードを楽しむ秘訣【1】“秋色を夏服で”

 袖丈や素材は夏仕様のままでも、色だけ秋色に寄せるのが1番手軽に秋らしいムードを演出できる方法。夏でも黒を着る方は多いと思いますが、それをブラウンにかえるだけで、ぐっと秋っぽい雰囲気になります。ベージュや白っぽい服がお好きな方は、少し濃い色を意識すると◎。キャメルをライトブラウンにシフトするくらいのチューニングでも、印象は大きく変わります。by バイヤーK.M (以下同)

 

a.ワンピース(ヌキテパ)「まさに“秋色を夏服で”を象徴するような1着。ブラウンならではの深みが秋らしさを演出しながら、真夏のような暑さの日もさらっと快適に着られます」

 

b.シャツ(サヤカ デイヴィス)「暑い日はタンクトップで過ごす方も多いと思いますが、日焼け防止に羽織りが欲しい時やトップス1枚だと心もとない時に、こうした秋色のシアーシャツを投入してみると素敵だと思います」

 

c.ワンピース(ノーマティーディー)「深いスリットが入っていてセンシュアルな印象ですが、インナーにタンクトップやシアーTシャツを合わせたり、ボトムにデニムを重ねたりすれば、抵抗なく取り入れられるうえに、ぐっとこなれて見えると思います。少し涼しくなってきたら、デニムのブルゾンを羽織ってみるのもおすすめです」

 

d.ブラウス(バウムウンドヘルガーデン)「晩夏にボルドーを着ている人は少ないからこそ目を引きますし、おしゃれに見えると思います。きれいめなパンツに合わせても良いですし、シアーTシャツの上からベスト感覚でレイヤードしても可愛い。もちろん1枚でさらっと着るのも良いですが、プラスワンのレイヤードで楽しむのも◎」

 

e.スカート(フォルテ フォルテ)「こっくりとしたボルドーのロングスカート。私もつい最近レンタルしたのですが、パンツに比べて風通しが良く、とても快適でした。黒のタンクトップに合わせれば、見た目は秋らしくても涼しく快適に過ごせると思います」

 

晩夏に秋ムードを楽しむ秘訣【2】“ゴールドジュエリー”

 夏は爽やかなシルバージュエリーを楽しむ方が多いと思いますが、そこをゴールドに替えるだけで一気に秋らしいムードに。ネックレスやイヤリング、ブレスレットまでゴールドで揃えれば、ぐっと雰囲気が変わると思います。シルバージュエリーを愛用している方は、あえてシルバーにゴールドをミックスして楽しむのもおすすめです。

 

f.チョーカー(テン.)「チョーカーは難しく感じる方も多いかもしれませんが、実は簡単に取り入れられるアイテム。長めのチェーンネックレスと重ね付けしたり、シンプルなクルーネックのブラウスに合わせたり。どちらも違和感なく楽しめるおすすめの付け方なので、ぜひ試してみてください」

 

g.ネックレス(プリーク)「スモーキークォーツのグレーがかった色合いは、秋色の服と相性抜群。グレー系のコーディネートに合わせても上品に決まりますし、これからの時期に特に映える1本だと思います」

 

晩夏に秋ムードを楽しむ秘訣【3】“ダークカラーのバッグ”

 まだ日差しは強いけれど、気持ちはもう秋を迎えたい——。そんなときに効くのがバッグの色選びです。ダークブラウンやネイビー、カーキ、ボルドー、ダークグレーといった深みのある色をバッグで取り入れるだけで、装いに秋らしいムードを加えることができるんです。しかも持つだけで“センスのある人”に映り、コーディネート全体もぐっとこなれて見える優れもの。夏の終わりにベルベット素材のサンダルを履くような、“その発想おしゃれ!”と周りが思わず唸るワザと同じような感覚ですね。

 

とはいえ、バッグはどうしてもオールシーズンいろいろな服装に合わせたいから、購入するとなると黒やベージュといったベーシックカラーについ手が伸びてしまいがち。だからこそレンタルでニュアンスカラーに挑戦するのがおすすめなんです。

 

晩夏に秋ムードを楽しむ秘訣【4】“チェックプリントを先取り”

 柄で秋っぽいムードを演出するなら、チェック柄がおすすめです。2025年秋冬のトレンドにも挙がっているチェック柄は、それだけで季節感を引き寄せてくれますし、秋色と組み合わせればなおさら効果的。薄手素材のチェックアイテムならすぐに取り入れやすく、着ているだけで“先取り感”が出ます。トレンドも秋らしさも両方押さえた“一石二鳥のスタイリング”が叶うはず。アナザーアドレスにはタータンチェックやマドラスチェック、オンブレチェックなど多彩なアイテムが揃っているので、ぜひお好みの1着を見つけてみてください。

 

アナザーアドレスのレディースバイヤーが解説

“晩夏に秋ムードを楽しむ秘訣”を教えてくれたのは、アナザーアドレスのバイヤーK.M。日々数多くのブランドに触れているからこそ提案できる、晩夏から秋へとスイッチするためのアイテムを紹介していただきました。

 

■PROFILE
大手セレクトショップの販売からキャリアをスタート。その後、店舗マネージャーを経て、国内外の大手セレクトにてバイヤーを経験。バイイング以外にも海外ブランドのセールスやMD、商品開発など多岐に渡る職種に従事。2022年3月、アナザーアドレスのバイヤーに着任。

 

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