【2025年版】秋のメンズオフィスカジュアル特集!通勤コーデのコツやビジネスカジュアルとの違いを解説

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2025.08.25
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秋になると気温の変化や季節感を意識して、毎日の通勤コーデに迷う方も多いのでは?また、曖昧になりがちな「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」の違いも解決したいところ。 

 

そこで本記事では、ビジネスカジュアルとの違いを押さえつつ、秋らしい着こなしのコツを詳しく解説。さらに通勤シーンで活躍するアイテムやすぐに真似できるおすすめのコーデもご紹介します。毎日の通勤をより快適かつおしゃれに楽しむヒントが満載なので、ぜひ参考にしてみてください。 

「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」の違い

「オフィスカジュアル」と「ビジネスカジュアル」は一見似た言葉ですが、実際には適用されるシーンや求められる服装の程度に違いがあります。両者を混同すると場にそぐわない服装になりかねないため、それぞれの特徴を理解することが大切です。まずは両者の定義と基本的な特徴を押さえて、自分に求められるドレスコードを正しく理解しましょう。 

オフィスカジュアルとは

オフィスカジュアルは、ビジネスシーンにふさわしいきちんと感のある服装でありながら、ややカジュアルな要素を取り入れたスタイルです。スーツを必ずしも必要とせず、ジャケットやカーディガン、チノパン、ポロシャツ、Tシャツなど、リラックスした雰囲気のアイテムでもOKとされています。

 

基本的には、取引先や社外の人と会わず、社内で仕事が完結することを想定していますが、「仕事着」であることは忘れずに、清潔感やきちんと感のある着こなしを意識しましょう。 

ビジネスカジュアルとは

一方、ビジネスカジュアルとは、取引先や顧客など社外の人と会うことを想定したビジネス向けのスタイルを指します。スーツやブレザーにノーネクタイや、ドレスシャツにチノパンなど、フォーマルさを保ちつつ少しだけカジュアルダウンしたスタイルをイメージするとよいでしょう。シューズは、革靴などきちんとした靴が一般的。

 

「スーツ一歩手前」の程よいスタイルを意識して、相手に失礼にならないよう清潔感と信頼感を与える服装が大切です。 

秋のオフィスカジュアルの着こなしのコツ

秋は朝晩と日中の寒暖差が大きくなる日もあり、服装選びが難しい季節。そんな秋の通勤では、季節感を演出しつつ快適さも両立できる工夫を意識しましょう。ここでは、秋らしい着こなしのポイントを解説します。

秋カラーを取り入れる

季節感のあるカラーを上手に取り入れることで一気に秋らしさが高まります。例えば、ブラウンやベージュ、オリーブ、バーガンディーといった暖色系・アースカラーは秋の定番です。

 

ただし、人によっては全身を秋色ばかりにすると地味すぎたり、老けた印象になってしまったりすることも。ベースはネイビーやグレーなど定番色でまとめつつ、トップスやボトムスなどのどこか1箇所に秋カラーを取り入れると、さりげなく秋らしい雰囲気を演出でき、バランスよく仕上がります。

素材で秋らしさを演出する

色だけでなく素材選びも秋らしさを左右する重要なポイント。具体的には、ツイードやコーデュロイ、起毛感のあるフランネル生地やオックスフォード生地などが挙げられます。

 

とはいえ、9月下旬くらいまではまだ残暑が続く可能性があり、なかなか秋らしい素材のアイテムを取り入れづらいと感じる方も多いはず。その場合は、カラーなどで季節感を演出しつつ、シューズやベルトなどの小物にスエード素材のものを取り入れてみるのもおすすめです。

重ね着を意識したスタイルを意識する

秋の装いでは、レイヤードスタイルがおすすめ。レイヤードスタイルは見た目に奥行きが出るだけでなく、気温差に応じて上着を脱ぎ着して調節もできます。例えば、シャツの上にニットを重ねたり、その上からジャケットやカーディガンを羽織ったりするなど、意識的にレイヤードスタイルを取り入れましょう。

秋のオフィスカジュアルで活躍するアイテム

秋の通勤コーデをスマートに決めるには、季節に合ったキーアイテムの存在が欠かせません。ここでは秋に活躍する定番アイテムを5つピックアップし、それぞれの魅力と取り入れ方のポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

秋らしいジャケット

ジャケットは、オフィスカジュアルには欠かせないマストアイテム。秋のオフィスカジュアルでは、夏用の薄手のジャケットから、秋らしいカラーや素材感のジャケットに衣替えをしましょう。

 

ビジネスカジュアル寄りにきちんと見せたい場合は無地や控えめな柄を選び、カジュアル感を出したい場合はチェック柄も秋らしくておすすめです。ジャケット自体に少しカジュアルな雰囲気のアイテムを選んだときは、合わせるボトムスやシャツを上品なものにして全体のバランスを取り、きれいめカジュアルにまとめるのを意識してみてください。

 

サッと羽織れるカーディガン

秋は朝夕が肌寒く、日中は適度な気温になることも多いため、カーディガンは体温調節にも便利なアイテムです。ジャケットよりも柔らかな着心地で動きやすく、気軽にサッと羽織れるのも魅力。

 

オフィスカジュアルでは、Vネックやノーカラータイプにくわえ、シンプルな無地で適度にハリのある素材を選ぶと、オフィスでも浮かないきれいめな印象にまとまります。

 

上品なニット

ニットアイテムを取り入れることで、秋らしい着こなしを気軽に演出できます。オフィスカジュアルでは、ハイゲージニットや上質なウール・カシミヤ素材などの上品なニットが活躍します。タートルネックのニットは首元まで暖かく、ジャケットのインナーにもおすすめです。

 

派手な柄物ではなく無地や控えめなデザインを選ぶことで着回し力もアップするので、毎日のコーディネートもぐっと楽に。

 

きれいめなシャツ

季節が秋に変わっても、シャツはオフィスカジュアルの基本アイテムの1つ。半袖やリネン素材の夏用のシャツではなく、長袖で適度に厚みのあるきれいめなシャツにチェンジしましょう。定番のボタンダウンシャツをはじめ、無地のブロードシャツ、起毛感のあるチェック柄シャツなど、秋らしい素材・柄のシャツがおすすめです。

 

色は白やサックスブルー、ライトグレーなどベーシックカラーを中心に、季節感を出したいときはベージュやボルドーなどの落ち着いた秋色も取り入れてみてください。

 

着回しやすいスラックス

スラックスも、オフィスカジュアルでは通年で活躍する万能アイテム。センタープレスが入ったテーパードシルエットのスラックスなら、きちんと感を担保しつつ、スタイルアップ効果もあり、どんなトップスとも相性抜群です。

 

着回し重視ならグレーやネイビー、ブラックなどの定番カラーを、秋らしさをプラスするならベージュやブラウン、カーキなどをコーディネートに取り入れてみてください。 

 

秋におすすめのメンズオフィスカジュアルコーデ9選

ここからは、秋におすすめのメンズオフィスカジュアルコーデをご紹介します。

ブラウンカラーで秋らしさを 

秋のメンズオフィスカジュアルブラウンセットアップ

ブラウンと繊細なストライプ柄が特徴的なアバハウス(ABAHOUSE)のセットアップは、着るだけで秋らしさを演出してくれます。ほどよくゆとりのあるシルエットながら、縦のラインが強調されることですっきりとした印象に。

 

インナーには白のTシャツを合わせることで、落ち着いたトーンの中に軽やかさを添えています。足元は黒のレザースニーカーを選び、堅さを和らげながらも大人らしい落ち着きをプラスして。 

 

ベージュ×カーキの秋のジャケパンスタイル

秋のメンズオフィスカジュアルカーキジャケットチノパンコーデ

ビジネスシーンに寄せながらも、上下秋らしいカラーでまとめたジャケパンスタイル。ジャケットとボトムスは、カーキとベージュで秋らしさもありつつ、ダブルジャケットとセンタープレスのおかげできちんと感もキープしてくれます。

 

インナーには白シャツとペイズリー柄のタイを合わせ、クラシックなムードをさりげなくプラス。足元は白スニーカーを合わせ、堅くなりすぎない印象に。

 

王道ネイビーブレザーで魅せる、秋のスマートオフィスカジュアル 

秋のメンズオフィスカジュアル紺ブレ白パンコーデ

アメトラを代表するブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)の上質なウールの紺ブレを使用した、洗練された秋のオフィスカジュアル。トラッド感のある紺ブレスタイルは、あえてシャツではなくカットソーを合わせて、抜け感のある着こなしが◎。

 

足元は黒のローファーで引き締めれば、ビジネスパーソンらしいスマートさも漂わせる、秋の通勤にふさわしいオフィスカジュアルコーデの完成です。

 

グレーを基調としたワントーンスタイル 

秋のメンズオフィスカジュアルグレーカーディガンコーデ

グレーベースの季節感のあるフランネルのチェックシャツに、同系色のカーディガンを重ねた、落ち着きがありながらも奥行きが感じられるスタイル。ボトムスもライトグレーのテーパードパンツでトーンを揃えることで統一感が生まれ、すっきりとした印象に。足元はクリーンな白スニーカーを合わせ、カジュアルな抜け感と清潔感を両立させました。 

 

ニットベストを使用した知的なオフィスコーデ

秋のメンズオフィスカジュアルニットベストコーデ

上質なコットン素材のスタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)のニットベストを使用した、大人のオフィスカジュアル。ボトムスもモノトーンなテーパードスラックスを合わせてきれいめな印象を与えつつ、ベストとレイヤードした鮮やかなブルーストライプのシャツがアクセントに。足元はビジネスシーンになじむ黒のレザーシューズ、小物にメガネをプラスすれば、知的でモダンな大人のオフィスカジュアルに仕上がります。

 

ジャケットスタイルはTシャツでカジュアルダウン

秋のメンズオフィスカジュアルネイビーセットアップコーデ

ジャケットとパンツのセットアップを使ったオフィスカジュアルなら、Tシャツを合わせてカジュアルダウンするのがおすすめです。ダークカラーのセットアップに白Tシャツを合わせると、爽やかな印象に仕上がります。


夏の終わりのまだ暑さが残る時期には、写真のように薄手のジャケットとパンツを選ぶと良いでしょう。足元は、きちんと感を強調したいなら革靴、ラフに仕上げたいなら白スニーカーをチョイスしてみてください。

 

秋カラーのビジカジセットアップ

秋のメンズオフィスカジュアルブラウンセットアップ

スーツほど堅苦しくなく、着心地が良いセットアップは、ビジネスカジュアルスタイルにぜひ揃えておきたいアイテム。インナーにはシャツを合わせてネクタイをすれば、フォーマルもしっかりキープ。写真のようなブラウンのシアサッカー素材のアイテムを選べば、秋らしいムードを演出しつつ、涼しく快適に過ごせます。

 

ネイビージャケットに明るめボトムスを合わせてカジュアルダウン

秋のメンズオフィスカジュアルネイビージャケットスラックスコーデ

 

ビジネスカジュアルの定番アイテム、ネイビージャケットを使った通勤コーデをピックアップ。スマートなネイビージャケットは、どんな色のボトムスにも合う万能アイテムですが、ビジネスカジュアルを楽しむなら、明るめのスラックスでカジュアルダウンするのがおすすめです。

 

今回は、ベージュのスラックスを合わせて軽快な印象に仕上げました。ボトムスが明るい分、足元には黒の革靴を合わせて、きちんと感をキープ。ネクタイをつければ、さらにフォーマルな雰囲気を纏うことができます。

 

きちんと感とおしゃれさを兼ね備えたチノパンコーデ

秋のメンズオフィスカジュアルネイビージャケットチノパンコーデ

ラストにご紹介するのは、ベージュのチノパンを使った通勤スタイル。チノパンは、デニムパンツほどラフにならず、きちんと感とおしゃれさを兼ね備えたビジネスカジュアルにぴったりのアイテム。
 

ビジネスカジュアルとして着用する際は、センタープレスが入ったものを選ぶと、よりきれいめな印象を与えることができます。今回は、涼しく着られるコットン100%のネイビーのジャケットに、ブルーのストライプシャツを合わせて爽やかさをプラスしました。

 

着こなしのコツやポイントを押さえて秋の通勤コーデを楽しもう

秋のメンズオフィスカジュアルでは、秋カラー・秋素材・レイヤードといったポイントを意識することが重要です。仕事着であることは忘れずに、ポイントを取り入れた自分らしい着こなしにチャレンジしてみてください。

 

アナザーアドレスでは、秋のオフィスカジュアルで活躍するメンズアイテムを豊富にご用意。自分のお気に入りの服を探して、おしゃれも楽しみながら、毎日の通勤時間を快適に過ごしましょう。

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