ゴルフは「紳士のスポーツ」とされており、プレースタイルだけでなく服装のマナーも重要視されます。基本的なマナーを押さえたうえで、自分らしい着こなしを楽しむことが大切です。
そこで今回は、メンズゴルフウェアのマナーや着こなしのコツを詳しく解説。おすすめのメンズゴルフコーデもご紹介するので、ゴルフ初心者から、もっとコーデの幅を広げたいと感じている経験者まで、ぜひ参考にしてみてください。

■監修 東急ゴルフリゾート
東急ゴルフリゾートは、東急リゾーツ&ステイが運営する全国に展開するゴルフ場グループ。ゴルフ場運営を通じてホスピタリティ溢れるサービスを提供し、安心で上質なクラブライフの創出を目指している。
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ゴルフコーデには、トップスやパンツなどの選び方に一定のルールがあります。ゴルフ場によってはドレスコードが設けられており、それに沿った服装が求められるため、基本的なマナーをしっかり押さえておくことが重要です。
まずは、メンズゴルフウェアのマナーから確認していきましょう。
ゴルフ場では、ポロシャツやタートルネックなどの襟付きのトップスの着用が基本的なマナーとされています。
最近は、モックネックなどの襟なしトップスを着用できるゴルフ場も増えていますが、判断に迷う場合は、ポロシャツやタートルネックなどの襟付きを着用しておくと安心です。
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デニムやカーゴ、ワイドパンツなどのカジュアルすぎるボトムスは、ゴルフ場のドレスコードに反する場合があります。一般的には、スラックスやチノパンなどのボトムスを選ぶのがマナーです。
また、ゴルフ場によってはハーフパンツやスウェットパンツなどがOKな場合も。ただし、シルエットはワイドではなくジャストサイズよりのものが推奨されています。
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ゴルフ場のクラブハウス内では、ジャケットの着用が必要とされるケースもあります。特に格式の高いゴルフ場では、ジャケット着用がドレスコードで定められている場合があるため、必ず事前に確認しておきましょう。
また、夏でもジャケットの手持ちが求められる可能性もあるため、ジャケットは1着必ず用意しておくと安心です。
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ゴルフウェアを着る際は、清潔感と品格を演出できる「ジャストサイズ」を意識することが大切。大きすぎるウェアはだらしなく見え、小さすぎると動きにくくなってプレーにも悪影響が出てしまいます。
また、体型にフィットしつつも伸縮性のある素材を選ぶと、快適なプレーと好印象の両立が可能です。
近年は、若い世代でゴルフを楽しむ方も増えており、ゴルフファッションが多様化しています。とはいえ、コーディネートを間違えると、マナー違反になったり、野暮ったく見えたりすることも。
ここでは、誰でも簡単に実践できるおしゃれなゴルフウェアの着こなしテクニックを紹介します。
派手な色や迷彩柄をNGとしているゴルフ場もありますが、カラー指定などの厳格なルールはありません。
ただし、一般的には清潔感や品格のある服装が求められるため、派手すぎる服装はなるべく避け、2~3色程度の色使いでシンプルながらもおしゃれな着こなしを意識してみましょう。
季節感のあるカラーを取り入れるのも、おしゃれに着こなすテクニックの1つ。例えば、春夏はホワイトやライトブルーなどの爽やかなカラー、秋冬はブラウンなどの落ち着いたカラーがおすすめです。
おしゃれなゴルフコーデを完成させるうえでは、小物使いも重要なポイントです。例えば、キャップやサンバイザーは日差し対策になるだけでなく、シンプルなコーディネートのアクセントとしても活躍します。
ここからは、季節ごとにおすすめのメンズゴルフコーデを紹介します。

春のゴルフシーンにぴったりな、爽やかさと機能性を兼ね備えたコーディネート。メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)のアノラックパーカーは、チェックの切り替えデザインが目を惹き、スポーティながらもこなれ感のある雰囲気に。防風性や防水性にも優れているので、急な天候の変化に対応できる点もうれしいポイントです。
ボトムスにはベージュのチノパンを合わせて、ゴルフのボトムスマナーもしっかり意識。ゴルフボールやティー、グローブなどを収納しておける小さめなポーチがあると、ラウンド中にもすぐに取り出せるので便利です。
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暑い夏のラウンドでは、ハーフパンツを使用するのもおすすめです。バッグジャックゴルフ(bagjack GOLF)のボトムスは、ジップでフルレングスとハーフパンツになる優れもの。気温以外にも合わせるアイテムや気分によってアレンジした着用が楽しめます。(一部のゴルフ場ではカーゴ仕様のボトムスはNGの場合もあり)
トップスにも同ブランドで同色の襟付きのシャツを合わせ、モノトーンで落ち着いた雰囲気を演出。シューズとキャップの小物は白でまとめて、統一感のあるスタイリングに仕上げました。
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季節感のあるカラーや素材を取り入れて、おしゃれにゴルフのラウンドを楽しむのも◎。ベージュを基調としたニットポロとチノパンが、秋の季節感を演出してくれます。色合いはカジュアルでも、襟付きやセンタープレスなどできれいめな要素をしっかり担保している点もポイントです。
そこに、落ち着いたネイビーのチェックブルゾンを羽織れば、プレー中の防寒着としても活躍しつつ、おしゃれもキープ。足元は白のスニーカーを合わせて、全体のバランスを整え、軽快さをプラスしました。
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ベスト&ニットの組み合わせで、動きやすさと暖かさを両立した冬の定番ゴルフコーデ。ハイドロゲンゴルフ(HYDROGEN GOLF)の中綿ベストは、冬の寒いラウンドでも暖かさを維持しながら、スイング時にも邪魔にならないので快適にプレーを楽しめます。
ボトムスに合わせたバレーナ ウオモ(BARENA UOMO)のパンツは、ウエストがゴム仕様なのでストレスフリーで着用できる点もグッドポイント。足元は白スニーカーで清潔感を添え、黒のバケットハットを被れば、冬の紫外線対策も抜かりないコーデの完成です。
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最後に、ゴルフウェアのマナーや着方のコツ以外に、ゴルフで知っておくと役に立つ行き帰りの服装や小物の扱いに関する豆知識をまとめました。
名門以外の一般的なゴルフ場の行き帰りの服装に関しては、ゴルフ場で着替えずにゴルフウェアをそのまま着て行っても問題はない場合もあります。ただし、ゴルフウェアの上からジャケットは必ず羽織るようにしましょう。
プレー後は汗をかいたり、ゴルフウェアが汚れたりする可能性があるため、帰り用に着替えを持っていくのは忘れないように。また、プレー以外でゴルフシューズを履くのはあまり推奨されていないため、シューズだけは行き帰りで履き替える必要があります。
ゴルフをするうえで、すべてゴルフウェアブランドでまとめる必要はありません。マナーに合うものであれば、特に問題ないとされています。
例えば、一般的なアパレルブランドのポロシャツやチノパンなどでもOKです。
ゴルフ場でのキャップの着用は、以前まではマナーとされているケースもありました。しかし、近年ではそこまで厳しくなくなっており、被らなくても問題ないとされています。
とはいえ、キャップはコーデのアクセントになったり、夏は日差しによる紫外線対策にも役に立ったりするので、持っておくと便利なアイテムです。
ゴルフ場では、時計や目立たないシンプルなネックレスなどであれば着用しても問題ありません。ただし、前提として、プレーの妨げにならないよう注意が必要です。
ゴルフは紳士なスポーツとされているため、特に服装にはマナーが設けられています。マナーを守りつつ、トレンドや季節に合った着こなしを意識することで、周囲から好印象を持たれるだけでなく、自分自身も気持ちよくプレーできます。
アナザーアドレスでは、メンズのゴルフウェアを豊富にご用意。また、ゴルフウェアブランド以外のブランドでも、ゴルフで使用できるアイテムを多く展開しています。普段着としても着用でき、気に入ったアイテムはそのまま買い取りも可能です。ぜひ、お気に入りのゴルフウェアを見つけて、おしゃれにプレーを楽しみましょう。

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