【roop 2025-2026】お客様に提供いただいた服のストーリーをフィーチャー

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2025.12.22
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思い入れのある服を回収し、デザイナーの手でアップサイクルアイテムへと生まれ変わらせる「roop」。お客様にご提供いただいた服を素材として活用したアップサイクル作品が、いよいよ2026年1月8日(木)に公開されます。

 

そこで今回は、作品の公開に先駆けて、お客様からお預かりした服の思い入れやストーリーをご紹介。1着1着に詰まった特別な思い出に触れてみてください。

roop Awardとは?

アナザーアドレスが2024年8月から推進している衣料循環アップサイクルプロジェクト「roop」。その一環として実施する「roop Award」は、ファッションを楽しむことを前提としながら、「洋服の廃棄を減らす・洋服の寿命を伸ばす・洋服の技術・意思を継承する」ことを体現した作品を選ぶファッションデザインコンテストです。

 

素材として用いられたのは、アナザーアドレスや百貨店のお客様から託された「着られなくなった、思い入れのある洋服」や、アナザーアドレスで「レンタルができなくなった服」。思いやストーリーが詰まった衣類は、デザイナーの手で生まれ変わり、2026年春より順次アナザーアドレスでレンタル可能になる予定です。

 

■roop Award特設サイトはこちら

今後の審査スケジュール

■プロ部門

一次審査(WEB投票):2026年1月8日(木)~1月18日(日)

二次審査(展示審査):2026年2月予定

最終審査(ショープレゼン、審査員投票審査):2026年3月予定

■学生・アマチュア部門

一次審査(WEB投票):2026年1月8日(木)~1月18日(日)

最終審査(ショープレゼン、審査員投票審査):2026年3月予定

お客様の思い出が詰まった衣類をフィーチャー

ここからは、実際にお客様からご提供いただいた衣類の一部をピックアップしてご紹介します。

家族から贈られた服

最初にご紹介するのは、家族から贈られたり、譲り受けたりしたという服。両親や兄弟が大切に着ていた服を受け継いだ1着や、祖母に買ってもらった宝物のような服、成人式のために倹約家の父が選んでくれたドレスなど、家族との思い出が詰まった服が集まりました。「世代を超えて受け継がれた服が生まれ変わり、また次の世代に繋がることが楽しみ」といった、期待の声もお寄せいただきました。

働く毎日に寄り添ったお仕事服

昨年に続き今年も多く集まったのが、頑張る日々を支えた“相棒”のようなお仕事服。忙しい日々のなかで少しでも気持ちを明るくしたくて選んだ鮮やかな色のスカートから、プレゼンや商談といった大切な場面で選んでいた“勝負服”、就職したばかりの頃に「これさえあれば安心」とお守りのように着ていたコートなど、忙しい日々を共に乗り越えたお仕事をご提供いただきました。

ともに旅した服

今回ご提供いただいた服の中には、旅行を楽しみに準備した服や旅先で買った服など、ともに旅を楽しんだ服も。旅行先の景色を思い浮かべて選んだ色合いの服や、現地で一目惚れして購入した1着、旅先での食事のためにいつも持参していたワンピースなど、楽しかった旅の記憶とともにある服が集まりました。

忘れられない恋の思い出の服

当時好きだった人と一緒に選んだ服や、彼氏の装いに憧れて真似して買ったシャツ、クリスマスにプレゼント交換したコート、デートの定番ワンピースなど、甘酸っぱい恋の記憶が詰まったものも。その後は結婚して家族になったり、別々の人生を歩んだりと変化がありつつ、時を重ねてもなお色あせない恋の思い出とともにご提供いただきました。

背伸びして買った特別な­服

最後にご紹介するのは、学生時代に大人っぽく見せたくて買った服や、思い切って買った高価格の服など、デザインや価格で“少し背伸びした記憶”がある服。「買ってからずっと眺めていたのを覚えています」といった、長年大切に扱ってきたことが伝わるエピソードとともに、ジャケットやワンピース、スカートなどをご提供いただきました。

 

 

いかがでしたか?

ご紹介した以外にも、【roop 2025-2026】では合計680着の「着られなくなってしまった、思い入れのある服」をご提供いただきました。デザイナーの手でどのように生まれ変わったのか、ぜひ作品の公開を楽しみにお待ちください!

 

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