AADスタッフに聞いた!「roop」の気になるアイテムは?

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2025.11.27
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“着られなくなってしまった、思い入れのある服”を、デザイナーや服飾学生が新たな視点で再構築し、1点もののアイテムへと生まれ変わらせるアップサイクルプロジェクト「roop」。ストーリーを持った素材だからこそ引き立つ存在感と、世界でひとつの特別なデザインが魅力です。今回はその中から、アナザーアドレスのバイヤー&スタッフが「これが気になる!」と心惹かれた1着をピックアップ。ご紹介するアイテムはすべてレンタルでお楽しみいただけますので、ぜひチェックしてみてください。

AADスタッフが気になっている「roop」のアイテムは?

今回登場するアナザーアドレスのスタッフは4名。サービスに関わる中で、それぞれの視点でファッションと向き合っている彼らが、「roop」のスペシャルなラインナップから“これは気になる!”と選んだアイテムをご紹介します。

バイヤー編

■CHIDORI|ライナーインアウトモッズコート

1点目はチドリ(CHIDORI)のモッズコート。寒い季節にも心強い、キルティングライナー付きのアウターです。

 

 まず目を引くのが、鮮やかなグリーンのライナー。気分に合わせて付け替えられるギミックがすごく新鮮で、内側に付ければレイヤード風に、外側に付ければ一気にコーデの主役になります。1着でスタイルの幅がぐっと広がるのが魅力ですね。

■AN YO TAILOR|ONE OF PEACE

続いてご紹介するのは、「roop Award 2024-2025」のプロ部門で特別賞を受賞した、アンヨーテイラー(AN YO TAILOR)のブルゾン。質感や色味の異なる多彩な生地を巧みにつなぎ合わせて仕上げた、個性豊かなデザインが魅力。

 

 色や柄、素材の表情がとても豊かで、パッチワークならではの面白さがしっかり感じられるアウターです。見た目のインパクトはありますが、形自体はシンプルなブルゾンタイプなので思った以上に着やすいところもポイント。デザイン性と実用性のバランスが絶妙です。

■YuumiARIA|スーツジャケットニットドッキングジャケット

ユウミアリア(YuumiARIA)からは、複数のジャケットやニットをドッキングしたようなユニークなデザインが目を引くジャケットをピックアップ。袖には軽やかなシアー素材、ボディにはスーツ地があしらわれ、フェミニンさとマニッシュさが絶妙なバランスで共存しています。

 

 ブレザーやスーツのようなメンズ感と、ニットやシアー素材のレディースらしさが1着の中で同居しているのがすごく面白い。合わせるアイテム次第で、マニッシュにもフェミニンにも、さらにはモードにも振れる万能さが魅力で、様々なスタイリングを楽しめると思います。

■MEGMIURA|グラデーションテーラードジャケット

以前からアナザーアドレスで人気のメグミウラ(MEGMIURA)からは、存在感のあるテーラードジャケットをご紹介。ブランドを象徴するボタンディテールやポケットのデザインがあしらわれた、メグミウラならではの個性が光る1着です。

 

 曲線的なグラデーションで素材が移り変わっていく感じが、まるでアート作品のようで本当に美しいジャケットです。ネイビーとホワイトのコントラストも圧巻で、シンプルに羽織るだけでも存在感があります。

■KOHAL|バタフライプリーツジャケット

オリエンタルなムードが漂うコハル(KOHARU)のジャケット。繊細な刺繍や丁寧に施されたプリーツによって、黒1色でありながら立体的な陰影と奥行きを感じられます。

 

 平面の部分とプリーツがシームレスにつながっていたので、どうやって作っているのか気になってお伺いしたところ、「上部はプリーツをミシンでたたいて平面にしました」と聞いて驚きました。まさかそんなアップサイクルの手法があるとは……。ドッキングやパッチワークだけではない、アップサイクルの新しい可能性を感じた1着です。

■selector/バイヤーY.K

普段はカジュアルなスタイルで、冒険しすぎないオーセンティックなアイテムを選ぶことが多い。着こなしにアクセントを加えるネオンカラーの小物も好き。アナザーアドレスでは、サンドウォーター(SandWaterr)バル(bal)をよくチェックしている。

 

スタッフ編

■AYÂME|トワイライトプルオーバー

アヤーム(AYÂME)からは、グレーやラベンダーの柔らかな色合いが美しいプルオーバーをピックアップ。質感の異なる素材を丁寧にパッチワークした1着で、どの角度から見ても奥行きのある表情が楽しめます。

 

 やさしい配色がとても魅力的で、繊細なのに大胆なパッチワークデザインがポイントです。異素材の切り替えでシンプルなのにしっかりおしゃれ見えするところにも心惹かれます。ゆったりしたシルエットで着心地もよくて、この冬はヘビロテ間違いなしです!

■selector/スタッフI.W

「ファッションは自分らしさを表現するもの、自分らしく楽しむもの」という考えを大切にし、自分のテンションが上がる服を選ぶのがポリシー。柄物やストリート系のファッションを取り入れることが多い。個性的なアイテムを軸にしつつも、気負わず自由にコーディネートを楽しむスタイルが特徴。

 

■furuta|キルティングコンビ手刺繍ジャケット

フルタ(furuta)のジャケットは、まるでアートピースのような存在感を放ちながら、日常にも自然と溶け込むリアルユースな1着。上品なテーラードジャケットをベースに、キルティングやファスナーといったカジュアルなディテールを組み合わせ、唯一無二のバランスに仕上げています。背面に施されたフラワーモチーフの手刺繍は圧巻の美しさで、後ろ姿まで印象的に彩ってくれます。

 

 背中の繊細な刺繍がまるでアートを纏っているようで、これを着たくてお出かけの予定を立ててしまうほどお気に入り。サイドのキルティング切り替えのおかげで、カジュアルにもフォーマルにも楽しめるのも魅力です。

■selector/スタッフS.S

帰りの電車で翌日の服を考えるのが日課。その時間が気持ちを整えてくれる大切なルーティン。クラシックからハンサム、プレッピー、フェミニンまで、気分に合わせて幅広いスタイルを楽しむのが好き。どんな装いにも、ヒールやレースなど“さりげない女性らしさ”を添えるのがマイルール。

 

■KUSAKA MUNETAKA|ニットワンピース

スカート部分に施されたリボンがフェミニンなムードを引き立てる、クサカ ムネタカ(KUSAKA MUNETAKA)のニットワンピース。着るだけで特別感をまとえるような、華やかな1着です。

 

 頭が働かない冬の朝、何を着ようかな〜と悩んだときに、着るだけで全部解決してくれるニットワンピース。リボンがたくさん付いているのに可愛くなりすぎず、ちゃんと上品に見える“大人カワイイ”1着です。会社の忘年会など、ちょっと華やかにしたいときにもピッタリだと思います。

■selector/スタッフK.M

モードやマニッシュなテイストが好きで、普段はベーシックなアイテムを選ぶことが多いが、最近はフェミニンなデザインのワンピースにもハマり中。髪色も服もその時の気分でスタイルをまるっと変えることが多い。アナザーアドレスでよくチェックしているブランドは、アキラナカ(AKIRANAKA)、ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)、クラネ(CLANE)など。

 

他にも“1点もの”の魅力が詰まったアイテムが盛りだくさん!

いかがでしたか?今回ご紹介したアイテム以外にも、roopには思い入れのある服から生まれた特別な1着がたくさん揃っています。唯一無二の魅力が詰まったアップサイクルアイテムを、ぜひアナザーアドレスでお試しください。

 

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