アナザーアドレスの衣料循環アップサイクルプロジェクト「roop」の一環として実施するファッションデザインコンテスト「roop Award」。2026年1月26日(月)に第一次審査の結果が発表され、次の審査へと進むデザイナーが決まりました。
今回は、最終審査の前にプロ部門限定で行われる第二次審査の投票方法や、エントリー作品をご紹介。ぜひ会場で作品をチェックして、気になるデザイナーに投票してみてください。
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プロ部門の第二次審査は、大丸東京店、大丸神戸店、松坂屋名古屋店での店頭投票審査。それぞれの投票期間中に、第一次審査を通過したプロ部門8ブランドの作品を実際にご覧いただき、ご投票いただけます。
| 2026年2月4日(水)~8日(日) | 大丸東京店 1階 有楽町側 南入口 |
| 2026年2月15日(日)~17日(火) | 大丸神戸店 1階 東エスカレーター横メインステージ |
| 2026年2月20日(金)~24日(火) | 松坂屋名古屋店 本館4階 北館連絡通路前 |
会場では、お一人さま1票の投票が可能です。皆さまの投票により選ばれた3ブランドが最終審査へと進みますので、心惹かれる作品にぜひ1票をお寄せください。
ここからは、第二次審査に進むプロ部門8ブランドをまとめてご紹介。「実際に見てみたい!」「この作品に投票したい!」と感じる作品があれば、ぜひ店頭でご覧ください。

メゾンカサノバ(MAISON CASANOVA)は、中村有佑が立ち上げたブランド。ロックカルチャーの世界観を独自の感性でデザインへと落とし込んでいます。
今回のコレクションのテーマは「NO GUNS JUST ROSES(拳銃はいらない、バラだけを)」。戦争の象徴でもある軍服(トレンチコート)を再構築し、平和への願いとゴミ削減というサステナブルな視点を重ね合わせました。地球環境との調和も“平和”の一部と捉え、素材や工程まで徹底的に向き合った6点を提案しています。

マサコテラニシ(Masaco Teranishi)は、「記憶に残る服」をコンセプトに、オリジナル素材と日本の確かな技術を生かしたものづくりを行うブランド。
roop Award 2025-2026の作品のコンセプトは「記憶を纏う服」。だれかの日常を彩ってきた服がまた別の人生を歩き始めるように、新たな形にリメイク。物語の続きを静かにそっと引き継ぐような6点を提案しています。

コーヴァ(KOHVA)は、大量生産からこぼれ落ちる素材を再度活かしたいという思いから立ち上げたブランド。古着や残布など、不揃いな素材を扱いながら服づくりを行っています。
今回は、記憶を宿した服に2つの表情を持たせることをテーマにした作品「Two Ways」を展開。過去の記憶を今に繋ぎ、日常の中でそっと変化を楽しめるよう、服を大きく変えるのではなく、ささやかな違いの中に美しさを見出しました。

「無駄がなく、意味のある、唯一無二の物語」というコンセプトを掲げ、普段捨てられてしまうような服や端切れを再利用し、無駄が一切ないモノづくりを行うショウハク(SHOHAKU)。
今回のコレクションのテーマは、「Essence in Silence.(静けさの中に宿る本質)」。日本人に宿る「侘び寂びの心」に焦点を当て、無彩色で静けさを、赤茶色のウール地で時の経過による美「錆」を表現し、デザインに落とし込んでいます。

ニアリーイコール(nearly≒equal)は、山田恵愛と三善穂津美によるブランド。アイドルやアーティストの衣装製作で培ったやわらかな可愛さと技術を活かし、ファッションアイテムを手掛けています。
roop作品のコンセプトは、「ときめきの再編集」。異なるブランド・年代・テイストの服を組み合わせ再構築することで、本来の魅力を引き出しながら、新たな表情を与えています。もとの服の個性を残しつつ、再びときめきを纏える1着へと生まれ変わらせました。

UNUSUALをコンセプトに、ベーシックな女性らしさの中にメンズウェアにある機能性を取り入れたリアルクローズを展開するユウミアリア(YuumiARIA)。
今回のコレクションのテーマは「HIKARI」。一つひとつの洋服や生地を大切に、一度役目を終えた洋服にも一筋の光が見えるような洋服へ。フリルやキャザーなどにデザインを落とし込むことによって、体と同様の立体感を表現した服を提案しています。

オッド(odd_)は、タカヤマ ミチヒコが手掛けるブランド。詩や音、生き物など、ふいに気にとまったものをディテールやシルエットに織り交ぜ、あらゆる造形へと構築するものづくりをしています。
roop作品のコンセプトは、「Made In Heaven」。衣服にとって終わりの場所であったはずの部屋着やパジャマを新たな形に作り変え、再び外の世界へと歩き出すようなイメージで制作。一度天国に行った洋服たちが、姿を変えて地上へと転生するような、そんなストーリーを表現しています。

「Creation & Imagination (創造と想像)」をコンセプトに掲げ、日本の伝統技術を用いたテキスタイルを現代的にアレンジした、リラクシーかつラグジュアリーなスタイルを提案するコーティー(KoH T)。
roop Award 2025-2026の作品のコンセプトは、「Fit and flare style with adjacent layers」。さまざまなストーリーを持つ洋服を解体し、そこにこれから着る人の物語が重なっていく地層のように再構築した、ボリューム袖とフィット&フレアのシルエットのアイテムなど7点を提案しています。
プロ部門の第二次審査結果発表は2026年3月2日(月)予定。その後、いよいよプロ部門、アマチュア/学生部門の最終審査へと進みます。
■日時:2026年3月22日(日)予定
■場所:東京都内
■審査方法:審査員による審査のうえ、各賞を決定
詳細は近日公開予定ですので、ぜひお楽しみにお待ちください。
服の記憶とデザイナーの想いが息づく、アップサイクルによって生まれ変わったroop作品。ぜひ店頭で作品をじっくりご覧いただき、心が動かされるご投票ください。みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
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