春夏の旅行に持っていきたい、クロップドシャツ【スタイリストの着回しテクニック】

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2025.04.15
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せっかくの旅行には服をたくさん持って行きたいけれど、スーツケースに詰め込むにもひと苦労……。そんな旅先での悩めるコーディネートに活躍する「クロップドシャツ」を、スタイリストの清水恵子さんにご紹介いただきました。

旅の着回しに大活躍!クロップド丈の“シャツアウター”

「仕事で海外に行く時は、とにかく自分の荷物をいかにコンパクトにできるかが最優先。そこで、1枚で2役も3役も兼ねてくれるような、機能性と着回し力を両立したアイテムがあると便利です」(清水さん)

着心地や機能性を追求しながら、手を抜いていない感もありつつ、どんなコーディネートもおしゃれに決まる。そんなシャツアウターがひとつあると、ビーチリゾートでもシティでも、あらゆる旅先で活躍するはずです。

 

このパ マーク(PAS MARQUE)のシャツアウターは軽量素材で雨もはじくので、アクティブなシーンで大活躍。首元や手首も隠れる仕様で、日焼け対策ができるのも旅先で重宝するポイントです。

【Point.1】前後2wayで着回せるデザイン

襟付きのシャツとしてはもちろん、身頃のボタンを後ろにしてブラウスのようにも着られる2way仕様。印象ががらりと変わるので、荷物は減らしつつ、さまざまな着こなしを楽しみたい旅行にぴったりです。

【Point.2】コンパクトに畳める素材

ナイロン77%、ポリウレタン23%と、畳んでコンパクトにしてもシワになりづらい素材を使用しているのもおすすめのポイント。小さく畳めば、かさばることなくバッグに収納できるので、朝晩の冷え込みや空調による冷え対策に羽織として持ち歩くのもおすすめです。

 

知っておくと便利! シャツやジャケットの畳み方

シャツもジャケットも、きれいな形をキープしたまま畳みたいですよね。下の画像のように畳むと、形崩れを防げます。

まず、肩の位置を合わせて袖を重ね、身頃を縦半分に折りたたみます。袖は両腕を重ねた状態で身頃幅に合わせて折りたたみます。それからくるくると丸めて畳んでいきます。

シャツアウターのおすすめのコーディネート

スタイルアップを叶える計算されたクロップド丈のシルエットは、どんなボトムスとも好相性。さらりと重ねてもバランスがとりやすく、今っぽく洗練されたスタイルに仕上がります。イチオシは、Iラインを意識したスタイルです。

スタイリングに彩りを加えるオレンジのシャツアウターなら、グリーンやブラウン系のボトムスを引き締め役に。馴染みのいいカラーonカラーで、大人にも似合います。カーゴパンツやデニムなど、あえてカジュアルなアイテムをあわせれば、旬なアクセントに。

 

ディナーなど少しきちんと見せたいシーンでは、同系色を合わせて品よくまとめると◎。風に揺れるような柔らかな質感のパンツやレースのスカートなど、テクスチャーでアクセントを加えてコーディネートに奥行きをプラスすると良いでしょう。

 

stylist 清水恵子

モード感と女性らしい品格の漂うスタイリングで、多くの女優やモデルなどから支持を集める。VOGUE Japanをはじめとする雑誌や広告を数多く手がけながら、自身のブランド「PAS MARQUE」を立ち上げる。TBS系『林先生の初耳学』にて「アンミカ先生が教えるパリコレ学」では特別講師を務めるなど多岐に渡り活躍中。